2014年7月アーカイブ

夏草

夏草

夏草や トラック野郎が 疾走す

多摩沿線道路は今日も暑かった。

太陽がじりじり照りつけ、道路が火を吹きそうだった。

道路のまわりには夏草がおい茂り、

トラックが走りすぎるたびに風に猛々しく揺れていた。

夏本番!!



ウェディングパーティー

ウェディングパーティー

月見る 君想う 歌が聞こえる

「月見る君想う」は、南青山のライブハウスだ。

先週の日曜の夜、若き友人のウェディングパーティーが開かれた。

新郎新婦のバンド仲間の歌と演奏に始まり、

新郎新婦の歌と演奏で終った新しくて素敵なパーティーだった。

夏の一夜、月を見て君を想い音楽に酔いしれた。



自転車

自転車

自転車が まるごと燃える 夏が来た

梅雨があけた。熱帯夜と猛暑日が続く夏が来た。

家の前に自転車を置いているが、ハンドルからサドルから、

車体全てが燃え上がってしまうのではないかと思われる程熱くなっている。

熱くなった自転車には当分乗れそうもない。



露草

露草

露草が ひっそり生きる 分離帯

車道にはだいたい分離帯があり、そこには植込みがある。

この植込みにはつつじが一帯に植えてある。

ふとその植込みを眺めていたら、つつじの間から露草が顔を出し、

ひっそりと花をつけていた。

あまりにも目立たないため、見過ごしてしまいそうな花だったが、

その分生命力は強いのかもしれない。



虫の音

虫の音

虫の音が 聞こえてきたよ 夏の朝

今年初めて虫の音を聞いた。

「ギーギー」「スイッチョン」という懐かしい声が庭の隅から聞こえてきた。

虫の音の最盛期は秋だと思っていたが、夏の暑い時期から鳴いているらしい。

「アリとキリギリス」の話は現実の世界ではあてはまらないのかも知れない。



夏の重機

夏の重機

台風去り 重機伸びゆく 夏の空

台風が去った後は青空が広がった。

天気予報はまだ梅雨あけではないとのことだが、

実感としてはもう本格的に夏といった気分だ。

建築現場ではクレーンらしき重機が天を突きあげ、青空が更に夏らしくなっていた。



猛暑日(2014年)

猛暑日

猛暑日を 受け入れて差す 日傘かな

台風が南の暖かい風を引っ張ってきたかのように急に暑くなってきた。

そして青い空と強い日差しが夏をどんどんつくりあげてゆく。

おばあさんはあきらめとともに日傘を差して街を歩かなければならない。



朝顔(2014年7月)

朝顔

朝顔や 深き思いが 色となる

この朝顔は優雅な色をしている。

人を恋うる思いが赤紫から青紫へと変っていっている。

しっかり咲いて、優しく微笑んでいる。

この朝顔は梅雨に咲き始め、秋まで咲き続ける。



緑風

緑風

緑風が プール帰りを 吹き抜ける

プールで小一時間ほど泳いだ。

濡れた身体を拭いて体育館を出て、駐車場に向って歩いていった。

梅雨空の下で緑色の風がまだ乾ききっていない

首すじや腕のまわりを吹き抜けていった。

この風をいつまで感じることができるのだろうか。



のうぜんかずら

のうぜんかずら

梅雨空や のうぜんかずらは あでやかに

夏の花の代名詞のようなのうぜんかずらが咲き誇っている。

この花が咲くと夏のまっさおな空と夏休みがおもいだされるが、

今年は一ヵ月も早く咲き始め、まるで梅雨の花になってしまった。

日本の四季はどんどん狂ってゆく。



梅雨もどる

梅雨もどる

梅雨もどり どこまでいっても 雨ばかり

入梅のあと、一時期長い梅雨の晴間が続いたが、

ここにきて再び梅雨空が戻ってきた。

うっとおしい曇空と雨が気持を憂うつにする。

車で少し遠出をしてみたが、どこまでいっても雨また雨の一日だった。