2013年11月アーカイブ

銀杏並木

銀杏並木

黄金色きんいろの 並木の先に 青い空

昭和記念公園は銀杏並木でよく知られている。

秋も深まる日曜の午後、大勢の人が黄色く色づいた銀杏を見に訪れていた。

人々の通る並木の先には雲一つない青空が広がり、

秋そのものの光景であった。



ジャックダニエル

ジャックダニエル

ジャックダニエル 飲みほして さみしい秋

眠られぬまま、ウィスキーを飲み始めた。

いつの間にか瓶が空になった。

アルコールが身体にまわり、眠りが襲ってくるまで、

秋の夜長をもの思いに耽っていた。



もみじ

もみじ

力なき 秋の陽嘆く もみじかな

やわらかで弱々しい秋の陽が、紅く色づいたもみじの葉を揺らしている。

静かな庭は風のそよぎにもかすかなざわめきを伝え、

ほどなくもとの静寂へと帰ってゆく。

もみじはあと少しだけの美しい紅葉こうようの時期を残し、

もうすぐ裸になってしまうことをうらんでいるかのようだ。



ウィンドサーフィン

ウィンドサーフィン

秋の日や 黄昏までの 舟遊び

逗子海岸をドライブした。

海にはウィンドサーフィンやヨット遊びの人が、帆をいっぱいに張っていた。

曇天の空からぽつぽつと雨が落ちてきたが、

サーファーたちは知らない顔をして楽しんでいた。

日が陰り、海の上も陸の上も、黄昏が近づいてきて、

いつの間にかサーファーもヨットもいなくなっていた。



野菜ジュース

野菜ジュース

野菜ジュース 歯にしみる 秋となる

毎朝、野菜や果物をジューサーで野菜ジュースにして飲むことにしている。

夏の頃はそんなに冷たいとは感じなかったが、

秋が深まった今日この頃は、前の晩から冷蔵庫に入っていた果物や野菜は、

温度がなかなか戻らず、歯にしみて、若干痛い程だ。



青空(2013年)

青空

突き抜けて 突き抜けて 青い空

今日はよく晴れた。雲一つない青空がどこまでも広がっている。

気温は13度。もう冬の寒さだ。

冬空に近い秋の空にすいこまれそうで、

いつまでも見上げているとめまいを感じる程だ。



赤い実

赤い実

ハナミズキ 赤き実抱え 秋の暮

雨が降り出して、寒い夕暮になった。

春にきれいな花をつけていたハナミズキも葉がくすみ、

赤い実をつけていた。

短い秋もいよいよ終わろうとしている。



秋雨(2013年)

秋雨

ゆく秋や 小雨にぬれる 緑かな

秋雨前線が通過し、小雨が昨日の夜から降りつづいている。

雨が上がると、紅葉前の柔らかい緑の葉から、雨粒が光ってころがり落ちる。

いよいよ秋は深まってゆく。



道しるべ

道しるべ

秋寒や 山手通りの 道しるべ

秋の日はつるべ落とし。

最近では4時半過ぎには暗くなり始め、

5時を過ぎると電気をつけないと見えなくなってしまう。

暗くなると寂しさが募り、心細く、秋の寒さが身にしみる。

そんな秋の夕暮に山手通りを車で走っていると、

道路標識が暗闇の中に浮かびあがっていた。

よく知っている道ではあるけれど、不思議にたのもしく、

ありがたさを感じてしまった。



柚子

柚子

青き柚子 秋の寒さに はぐくまれ

青い柚子の実が雨に濡れていた。

この寒さが日一日と柚子を色づかせ、12月には香り高い柚子になるのだろう。

この柚子の成長を見るにつけ、温暖化の波が、自然を壊さないよう祈るばかりだ。