偲ぶ

偲ぶ

線香の灰 ぽとり

毎月、晴れた日を選び香炉に線香をたてる。

身近な人が亡くなり始め、線香の数はもう4本になった。

灰がぽとりぽとりと落ち、燃え尽きるまで故人を偲ぶ。

時には故人の思い出からはなれて、別のことを考えてしまうこともあるが、

私にとっては月に一度、故人を静かに思い浮かべる一時である。